看護師の退職理由トップ5!続く夜勤にとにかく休めない看護現場の悲痛な声
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看護職は業務の大変さから転職者がとても多くことで知られ、日本看護協会の調査によると毎年8万人の看護師が転職をしていることがわかっています。
その退職理由について、トップ5のランキング形式でまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう。
目次
看護師の退職理由トップ5
日本看護協会の調査 による看護師の退職理由をまとめると、下記の5つが大きな原因になっていることがわかります。
日本看護協会調査の退職理由 | ||
---|---|---|
1位 | 超過勤務の多さ | 21.9% |
2位 | 夜勤の負担が大きい | 17.8% |
3位 | 責任の重さ・医療事故への不安 | 14.9% |
4位 | 休暇が取れない | 14.4% |
5位 | 上司との関係 | 11.3% |
理由1.超過勤務の多さ
超過勤務は疲労が蓄積するだけでなく、慢性的な疲れによって医療事故に繋がってしまう危険性があります。
現役看護師の23人に1人が月60時間を超える残業をこなしており、過労死レベルに達しているとの調査報告もあるほどなんですよ。
正しい勤務時間で働くことができれば、仕事への集中力も上がり、プライベートの充実にも繋がります。
理由2.夜勤の負担が大きい
調査によると、3交代制で働く看護師の半数以上が月に9回以上の夜勤シフトを強いられている状況です。
日勤終了後、十分な休息時間を取らないまま深夜勤のシフトに入った経験のある看護師も多く、過酷な勤務体制が問題になっています。
理由3.責任の重さ・医療事故への不安
慢性的な疲れを自覚するほど、看護業務の責任の重さや医療事故への不安を強く感じますよね。
いざ事故を起こしてしまってからでは遅いと感じて、大好きな「看護の仕事から去る」という選択肢を選んでいる人も少なくありません。
無理のないシフトで働くことができる環境なら、仕事ややりがいを諦めることなく、充実した看護師ライフが送れるはずです。
理由4.休暇が取れない
年間の有給取得状況の調査では、0日〜5日という回答が33.3%と最も多い割合で、看護師の皆さんがいかに休みを取れていないかがわかります。
慢性的な人手不足の職場では、周りに気を遣って「休みたい」と言い出せない雰囲気があることも問題です。
辛い現場も避けることができない仕事ですから、きちんと休みをとってリフレッシュする時間は大切にしたいですよね。
理由5.上司との関係
職場の人間関係の問題は深刻で、特に理不尽な管理職の元で生き生きと働くことは難しく、若手の成長までも妨げてしまっていることがあります。
また超過勤務が当たり前の環境では、誰もが日々余裕がない状態なので、つい同僚や部下にはきつく当たってしまいがちです。
新人の育成も力を入れていくべき人材不足の看護業界では、働きやすい環境づくりが切に求められています。
転職前の情報収集の重要性
看護師の皆さんの多くが、職場環境や勤務状態に苦しんでいます。
しかしなかには、労働環境の向上に前向きな医療施設もたくさんあり、転職時に情報収集することで、より好条件の職場で働くことができます!
まずは無料登録だけしておいて、非公開求人など、好条件の職場の情報を集めることからはじめましょう。
12月の転職準備が正否を決める!
12月は離職者が増えるシーズン
12月は長期休暇に向けて業界全体が多忙になり、離職者が増える傾向にあります。 年末年始に向けて求人が増えてくるので、早めの情報収集が良い求人をキャッチするカギ。 いざ求人が増えてきたときに「忙しくて乗り遅れた…」とならないよう、転職サイトに先に登録だけしておくのがオススメ!